こんにちは、桑原です。

映画のメイクシーンなどでよく見るグリーン背景で撮影って何をしてるの？

って思ったことがある人もいるかと思います。

これがクロマキー合成(グリーンバック合成)というやつです。

グリーンがよく使われますが、被写体の色と相対色であればなんでも大丈夫です。

一見難しそうに見えますがめちゃくちゃ簡単なんです。

まずグリーンバックでの撮影をします。

そもそもグリーンバックとか持ってねーよ！って方もレンタルスタジオで

検索したらグリーンバック完備してることろ多いので探してみてください笑

本当はグリーンバックをシワがないようにしっかり伸ばしたり影が出ないように

光を当てたり細かく準備しないといけないんですが、最近はAIが発達しているので

ぶっちゃけ雑でも大丈夫です。

撮影した映像をAfter Effectsに入れてKeylight1.2というエフェクトをかけます。

screen colorを背景色に設定すると背景が透過状態になります。

ここで撮影が雑だと透過にムラが出るのですが、

After Effectsだと設定いじったら簡単に綺麗にできます笑

Screen MatteのClip BlackもしくはClip Whiteをいじるだけで綺麗に透過状態に笑

いらない部分をマスクで消せば完全に被写体のみです。

あとは背景を持ってくればもういい感じになってますね。

もう少し自然な感じに馴染ませたいので撮影動画を3Dに、平面レイヤーを持ってきて同じく3Dにして

背景の地面と同じになるように配置。

ライトを入れて撮影動画と平面レイヤーのマテリアルオプションをいじれば

背景に影が落ちているように見えます。

あとは好みでフレアをライトと同じ位置に持ってきたら完成！

今回は背景が静止画なので撮影動画と平面レイヤーを配置しただけですが

動画を背景にする場合、カメラをトラックして背景動画と同じ動きをつけることもできます。

今回は面倒臭いのでやりません笑笑

興味がある人はやってみてください！

以上、桑原でした！