皆さんこんちわ、横山です。

今回は、前回に引きつづき「 キャラクターデザインの極意 」について

お話したいと思います。

ここでキャラクターデザインにおいて最も重要と言っても過言ではない疑問。

「 そもそもキャラクターって実際なんなのだろう 」を解決していきたいと思います。

キャラクターって何ですかと問われると

・・・まあアンパンマンとかそういうやつ。

ってなりますよね。

それ、正解です。

テレビや書籍、そして街など私たちは様々なところでキャラクターを見て生きています。

それが憧れの存在であったり、はたまた初恋の相手であったりと魅力の感じ方は人それぞれ。

そんな魅力的なキャラクターをデザインするためには、

彼らが想像させる情報や特徴がどこにあらわれるかを知りましょう！

■ キャラクターが想像させるもの

キャラクターには個性や性格、特技に職業など様々な設定があります。

多くのキャラクターは、それが説明されなくとも見た目でそれらが想像できるように

特徴的な見た目をしております。

例としてアンパンマンを挙げると・・・

マントがあるのでヒーローっぽい。

メインに赤色があしらわれているので主人公っぽい。

にこちゃんマークや表情から優しい性格っぽい。

・・・と、色々と連想できますね。

■ 特徴が現れる部位や要素

人はキャラクターの特徴を、顔や体、服装や持ち物を見た上で

そこから総合的に判断していきます。

優れたキャラクターを作るためには、それぞれの部位や要素が何を表現するのが

理解しておく必要があります。

● 顔・髪・表情

顔は、キャラクターの命とも呼べる重要なパーツです。

目の色、髪の色。髪型や表情の組み合わせで、

そのキャラクターの年齢、性格、国籍、身分、強さなどの多くの要素が表現できます。

● 体型・ポーズ・しぐさ

体型は、小さく細身なら子供、大きく筋肉もりもりであれば強い大人

という風に、年齢や強さを想像させます。

ポーズはしぐさには、キャラクターの個性や性格を伝えやすいです。

● 服装・持ち物

服装や衣装には、そのキャラクターいる世界の時代や舞台、職業・身分などが反映されます。

又、魔法使いなら杖といったように持ち物によって特技や役割、趣味・好みがわかってきます。

これら全ての情報を操って、キャラクターというものができあがるのです。

特徴や情報の伝わらないキャラクターはどうしても魅力が薄れてしまうので、

きちんと設定や舞台を決めた上でデザインをしていきましょう！