ピークスマインドには現在、アシスタントも含めて30人以上のクリエイターが在籍する。

その中でも緒方真介、山内譲、深田雄太の3人は世界に誇れるクリエイターになってきたと感じる今日この頃。沢山所属してくれてるクリエイター陣の中でも明らかにこの3人は別格。今回はその3人にピークスマインドに所属したここ6~8年でそれぞれがどういった仕事をクリエイトしてきたかを映像でまとめてもらった。

まずは緒方真介の作品集。彼の特徴は何と言っても「Motion Graphics」。尊敬するのはハリウッド映画Star Trek等で活躍するVFXマンというだけあって、いい意味で少し変わってていい^^

次に、山内譲のShow Reel。譲の特徴はその抜きん出た空間デザインセンス。音と光と動き（演者だったりハードだったり..）が高い次元で融合されている感じ....。ただ私が言う「センス」というのは「生まれつきの才能」などではなく、いかに好きなものに多く観て触れて感じて「そのエッセンスを自分なりに再現する力」。世で言う「オリジナル」なんてものも同じで、「０を１にする」なんてほぼほぼ「皆無」だと感じている。日々生きていく中で、先人達の作品（建築物/演劇/映画/ドラマ/ライブ/その他イベントetc.,）にTVやNET、LIVEを通じて、触れまくる。つまり、それらが我々クリエイターのアイデアの血となり肉となり、、確実に蓄積された先に世に言う「オリジナル」が構築されていっている。そういった意味で、譲のセンスは素晴らしいと最近心から感じる。本人は「努力とか嫌いなんで...」という言葉を使うけれど「自分自身が好きなことにとことん時間を費やしてやる姿」は本当の意味で「努力」なんだと思う。

最後に、3人の中では最も若く、私の半分ぐらいしか生きていない深田雄太の作品集。彼はまだまだ発展途上のクリエイター。でもその才能（私が考える「才能」とは生まれつきではなく、いかに好きなことを飽きもせず何度も何度も創意工夫しながら繰り返せる力）は凄まじい。出会ったころの彼は「撮影」の経験などほぼほぼ無く、自分のカメラさえ持っていなかったと記憶している。今は私のカメラより高価なカメラを所持。（正直「自分のカメラを持っていない人間がプロのカメラマンとして大成することはない」と断言できる）それがあれよあれよという間に動画・スチル問わず、撮影技術を磨き、自分で仕事を取ってくるところまでいけてる。そして、何よりも彼の「強さ」は「守るべきプライド」と「捨てるべきプライド」の使い分けの妙にある。その上で「失敗を怖がらずガンガンチャレンジをしてみる」。その行動力は尊敬に値する。

こうして三者三様のここ数年の実績の一部をまとめてみると、ピークスマインドが進化・成長し続けていることを実感できて、素直にうれしい。彼らに続くクリエイターが出てくることを切に願うとともに、そこがまたまた経営の楽しみ。私がピークスマインドのクリエイター陣にやってあげられることは小さいけれど、彼らが「活躍できるステージ」を創り続けることが今の私の役割であり、楽しみなんだと周りに語りながら過ごす毎日は結構「幸せ」なんだと思う。